Mission

活動趣旨

「本物の日本遺産イニシアティブ」では、「世界に対して、日本の伝統がいかに貢献しうるか」ということを実践するために、専門家や学識者のかたがたのご協力を得て、国際的な活動の輪の広がりを求めてまいります。

シルクロードにおける数千年の東西交流の歴史とその光芒を受け継ぎながら、奈良を原点とする、有形無形の日本文化の粋を「人類遺産」として発信し、その熟成された文化の奥の深さを、共有していただきたいと願っています。

そのための手段として、アートがメッセージとなる”メディア”を制作し、日英二カ国語で発信してまいります。

メディアの種類は、書籍、映像作品・写真作品、文献・記憶遺産、展覧会・講演会まで多岐に亘ります。官公庁からの支援や補助、自治体からの依頼、公益法人や財団等からの基金や助成金のほか、プロジェクトごとのファンディングを行って制作いたします。 

制作の際には、各界のエキスパートや学者・文化人を監修者に迎え、連携する「メディアアートリーグ」の参加アーティスト、クリエイター、デザイナー、編集者や翻訳家等による、第一線のプロフェッショナルがプロジェクトごとにチームを組んで、臨ませていただきます。

成果物の書籍や映像、写真作品などは、「本物の日本遺産イニシアティブ」サイトで発表するほか、関係機関に寄贈いたします。同時に、これまで在外公館や国際交流基金、日本カメラ財団、奈良県などと協働して実績を積んできた、国内外での展覧会や講演会等で発表し、日本文化の質の高い広報事業に役立てます。

また世界巡回展の図録を兼ねる写真集などのオリジナルな電子ブックや、オンデマンド印刷書籍を発刊し、海外美術館や教育・研究機関との協働をはじめ、海外向けの広報ツールとして役立てます。さらに新しい映像作品を制作して、世界のメディアとの提携を企図しています。

日本の奈良と世界を結ぶ、国境を越えた財団活動に進化させてくことが、当イニシアティブの目標です。

世界の知識人や文化人をはじめ、 若い世代のかたがたをも魅了しうる、日本文化の1400年の歴史を通じた独自の世界との関わり、それゆえにその深層に秘められた普遍性を「見える化」させます。

そのことで、世界の日本文化の研究者や愛好家の方々とつながり、文化芸術による国際貢献を求めていきます。

皆様もぜひご一緒くださいますよう、お願い申し上げます。

東大寺 国宝 伝月光菩薩立像(左) 奈良時代
東大寺 重要文化財 伎楽面・崑崙(右上)・酔胡従(右下) 奈良時代
( Photo by Miro Ito)
国際交流基金トロント日本文化センターでの「光と希望のみちー東大寺の国宝写真展」(2017年)の広報イメージ。同展は2016年にNY国連本部で始まり、世界11ヵ国12都市を巡回中。